研究テーマ
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研究課題
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頭頸部腫瘍における画像を用いた病期診断・予後予測能および放射線治療計画精度の向上に関する研究(先進)
- 研究の目的と意義
- 頭頸部腫瘍の病期分類は2018年から大幅に改定されます。従来、病期診断や予後予測、放射線治療計画は主に形態画像の視覚評価によって行われてきましたが、客観性・再現性に乏しい点が問題となっていました。本研究では頭頸部腫瘍における新病期分類への改定が妥当であるかどうかを検証するとともに、画像所見の定量化や機械学習の導入、画像認識の応用によって病期診断・予後予測能および放射線治療計画精度の向上を図ることができるかを検討します。
- 研究の対象
- 対象は平成19年1月から平成29年11月末に当院で加療(手術、放射線治療)を受けられた頭頸部腫瘍の患者様1200名です。
- 方法
- 診療録や検査データ、放射線治療計画などの情報をもとに以下の項目について評価を行います。
➢ 画像所見の定量的指標と病理学的所見の相関
➢ 機械学習導入による診断能、放射線治療計画精度の向上
➢ 画像認識の正常構造および異常所見の認識能
➢ UICCの病期分類による予後予測能
➢ 画像所見の定量的指標およびそれらを用いた機械学習による予後予測能の向上
- 研究への参加と個人情報の保護について
- 本研究への参加を拒否されても何ら不利益は生じません。プライバシーの保護および人権保護には最善を尽くします。
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