日本放射線腫瘍学会第32回学術大会に参加しました
- 2019.11.25 | お知らせ
入局4年目の渡壁です。
名古屋で開催された日本放射線腫瘍学会第32回学術大会に参加してきました。
熊本大学からは私の他、松山先生、斎藤先生の御発表があり、大屋教授、東家准教授も参加されました。
今回のテーマは切らずに直すがん治療-現時点での集大成と将来展望でした。
市民公開講座では、頭頸部癌、食道癌、肺癌、子宮頸癌の放射線治療による根治が熱く語られていました。
初日の夕食は、熊本医療センターの冨高先生、荒尾市民病院の福川先生達とご一緒いたしました。
2日目の夕食は鳥開で後輩と旧交を温めてきました。名古屋コーチンは絶品でした。
BARに行った後、シメに我が教授(名古屋出身)の一番のオススメの山本屋本店の味噌煮込みうどんを食べました。
3日目の昼食は東家先生と旧友とご一緒させていただきました。楽しい時間でした。
食べ物ブログみたいになりましたが、学会の話に戻します。
この学会は国内最大の放射線治療の学会です。
やはり、実際に集まって講演を聞いたり、質疑応答することは論文や教科書を読むのとは一味違って大変勉強になりました。
また、普段合わない人と久しぶりに近況を語り合うのも醍醐味です。
2003年度『白い巨塔』の医療監修をされた、内科医で評論家の里見清一先生もこうおっしゃっています。
“(前略)一度におそらく1万人を超える医者が集まって、発表を聞く。このIT時代に、無駄と言えばこれほど無駄はない。(中略)それでも、『その場の雰囲気』というものにはなにかあると、冷静を旨とする科学データの世界でも思われていて、ビッグ・ミーティングがなくなることはない。”
出典:医者と患者のコミュニケーション論 (1)『面倒』こそがコミュニケーションの本質 里見 清一
というわけで、医局長!今後も海外学会、国内学会に精力的に参加させていただきますと幸いです!