研究テーマ
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研究課題
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放射線治療の精度管理に関する検討(倫理)
- 研究の概要と目的
- 画像診断技術の進歩および放射線治療機器の開発に伴って、腫瘍に対する高精度な放射線治療が実現しています。放射線治療の精度管理には、治療前臨床画像の解析、治療計画による線量計算、線量測定が必要であり、過去の症例に対する再検討も不可欠です。本研究の目的は、放射線治療の精度管理のために病巣範囲、位置合わせ、線量分布計算、照射法、線量測定法など照射技術を再検討し、新技術の開発を目指します。
- 本研究の対象
- 本研究の対象者は、2007年~2013年に当院で放射線治療を受けられた患者様です。
- 意義
- 過去の症例を再検討することによって、安全、確実な放射線治療の実践を確認し、新技術の開発を目指します。
- 方法
- 放射線治療を受けられた患者様を対象に治療前臨床画像および照射情報を再検討し、照射技術の最適化および効率化を工夫します。
- 研究機関
- 熊本大学生命科学研究部 放射線治療医学分野、医用画像学分野
熊本大学医学部附属病院 中央放射線部
- 本研究への参加と個人情報の保護
- 本研究への参加を拒否されても何ら不利益は生じません。本研究に参加することで特別な謝礼などの資金援助はありません。また、患者様に費用の負担もありません。
研究に使用する患者様の情報は医用画像学分野で厳重に保管し、患者様のプライバシーの保護、人権保護には最善を尽くします。学会や論文発表は個人情報を匿名化して行われますので、個人情報が漏えいすることはありません。
2007年~2013年に当院で放射線治療を受けられた患者様で、臨床情報を研究対象として使用することに同意できない方は、放射線治療科(下記)にお知らせください。
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